いよいよ明日。

さてさて、この日記は世界に垂れ流しなわけですが、実際にはリンクも1件を除いてはないわけで、事実上チラシの裏みたいなもの。
とは言え、前述のとおり垂れ流してるわけであまり過激なことは書かないようにしてたわけですが…。

知人・友人の日記やらホームページを見てみると、選挙のことがちらほらと。
で、小泉総理の手法やアジテーションに対して苦言をあげている方が結構多い。
一般市民に分かりやすい言葉だけを使い、その中身については語ろうとしていないとか。

まあ、実際に重要な法案等を作っているのは公務員なわけで、政治家はその方針を出しチェックをするだけです。
当然、政治家は細部にいたるところまで完全に把握しており、自らの目指すところに100％合致しているものを作り出させているわけではありません。
（もしそのような状態に至ってしまったら、それこそまさに独裁体制と言っていいでしょう。）

では、小泉総理の手法や煽り方が正当なものかと言えばどうなのでしょうか？
それは好みや感覚によるところにあるかもしれません。
しかしながら、これまで密室（それこそ各庁舎の1室）で行われていた政治の舞台を、われわれ世間に近づけたことは評価できるものです。
今こうして議論をしたり、苦言を呈したりして自己の意見をぶつけ合ったりしているのもその結果ではないでしょうか。

さて、逆に私はこれらの現政権与党に苦言を呈される方に聞きたいことがあります。
現在の野党にいったいどれだけの政策的な理があるのでしょうか？

彼らはことあるごとに数字を持ち出し、鬼の首を取ったかのように騒ぎ立てますが、その先の方針がまるで見えないのです。
優勢民営化についても郵便貯金への限度額引き下げを提言し、郵便局員を減らすとまでは言っていました。
しかし、そこから先はどうするつもりなのでしょうか？

我々はよりよい国政のため、自らのため、最もふさわしいと思われる人物への投票をすることが出来ます。

Aさんのやり方が気に食わないからBさんに投票する。

このような選び方を一概に悪いとは言いません。
ですが、そのBさんがどのような考えの持ち主であり、そして十分に信用に足る人物かをよく考えた上で投票していただきたいものです。

今回の騒動の核心部分は、これまでとらわれてきた外部とのつながり（ともすると癒着）を取り除くことにあると考えるべきではないでしょうか。