在日韓国・朝鮮人の来歴を語ろうとすると、当然当時の歴史を知っておく必要があります。

「めんどくさい」

と、調べもしないでとやかく言うのは、それはどこぞの人たちと同じです。
すべての事象には理由があり、原因があるもの。
イメージだけで語っても本質にたどり着くことはありません。

では、簡単に。

《明治期以前の日本・朝鮮》

日本(江戸幕府)・・・ 鎖国しており、海外との交流は限定

朝鮮(李氏朝鮮)・・・ 鎖国しており、海外との交流は限定

《明治初期〜中期》

日本(大日本帝国)・・・ 開国・近代化し、朝鮮へ開国を要求

朝鮮(李氏朝鮮)・・・ 鎖国継続も、日本の手により開国

《明治中期〜後期》

日本(大日本帝国)・・・ 日清・日露戦争を経て、朝鮮への影響力大

朝鮮(大韓帝国)・・・ 日本の介入により、近代化を開始。日韓併合へ

《大正期〜太平洋戦争初期》

日本(大日本帝国)・・・ 労働力を朝鮮半島に求めるも、途中からは渡航規制を発令

朝鮮(朝鮮総督府)・・・ 高賃金により出稼ぎ者・違法な渡航者が激増

《太平洋戦争中期〜末期》

日本(大日本帝国)・・・ 兵・労働力の不足により、学徒動員などを実施する

朝鮮(朝鮮総督府)・・・ 日本本土より遅れて徴兵・徴用が実施される

《太平洋戦争後〜朝鮮戦争初期》

日本(GHQ) ・・・ 在日韓国・朝鮮人の帰国事業を実施する(財産の持ち出し制限あり)

朝鮮(韓国・北朝鮮)・・・ 朝鮮戦争の勃発により、日本への密入国者が増加

《朝鮮戦争中期〜朝鮮戦争後》

日本 ・・・ 北朝鮮への帰国事業を実施

朝鮮(韓国・北朝鮮)・・・ 軍事政権・独裁政権下にあり、亡命者が増加

以上が在日韓国・朝鮮人の増減に関わる歴史。
世相や政治的な部部については全く触れていないが、要約すればこんなものかな。

で、よく見るととある時代に「渡航制限」が掛けられてますよね。
そう、強制連行されたとか言われていた日韓併合時代です。

連れ去っておきながら、渡航制限を掛ける・・・。

ん〜?

徴用・徴兵を強制連行とするのであれば、学徒動員なんて未成年者の強制連行ですけど・・・。
国民の義務として課されていたわけですし、これはねぇ?

疲れたので細かい点はまた後日。

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